ヘローナのカテドラル

世界の観光地名がわかる事典 「ヘローナのカテドラル」の解説

ヘローナのカテドラル【ヘローナのカテドラル】

スペイン東部のカタルーニャ州の州都バルセロナ(Barcelona)北方約100kmに位置する、ヘローナ(Gerona、カタルーニャ語ではジローナ)の旧市街にある大聖堂カテドラル)。ヘローナ駅から約1.5km、徒歩で20分ほどの場所にある。11世紀ごろにつくられた聖堂で、以後18世紀ごろまで増築改築が繰り返されたことから、ロマネスク様式回廊バロック様式のファザード、ゴシック様式側廊など、いろいろな時代の建築様式が入り交じっている。この中で、12世紀につくられた回廊は、カタルーニャで最も美しい回廊といわれている。宝物館(博物館)が併設されていて、11世紀後半の作とされるヨーロッパ最古の刺繍(ししゅう)品であるタペストリー「天地創造の刺繍布」や10世紀のベアトゥス写本など、たいへん貴重な収蔵品が展示されている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む