精選版 日本国語大辞典 「べか犬」の意味・読み・例文・類語 べか‐いぬ【べか犬】 〘 名詞 〙 子犬。犬の子。一説に、べっかんこうをしたような目の赤い犬という。べいか。べか。[初出の実例]「こじょくにて、くるいたがる事、べか犬(イヌ)のごとし」(出典:評判記・野郎虫(1660)伊藤古今) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のべか犬の言及 【イヌ(犬)】より …諸藩でもこれにならった例がある。唐犬の対極に,小型のペット用犬には〈べか犬〉と呼ばれるものがあったが,狆(ちん)の普及も,17世紀末以来のようで,以後もその飼育や交尾の法が説かれ,室内愛玩犬として,犬とはほとんど別の生物のように扱われた。なお,18世紀前半には狂犬病の流行も見られた。… ※「べか犬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by