精選版 日本国語大辞典 「べしや」の意味・読み・例文・類語 べし‐や ( 助動詞「べし」の終止形に係助詞「や」の付いたもの ) 「べし」のさまざまの意を、疑問または反語の形で表わす。「…適当だろうか」「…はずだろうか」など。[初出の実例]「三輪山をしかも隠すか雲だにも心あらなも隠さふ倍思哉(ベシや)」(出典:万葉集(8C後)一・一八)「いと、かくさやかには書くべしや」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例