べしや

大辞林 第三版の解説

べしや

( 連語 )
〔助動詞「べし」の終止形に係助詞「や」の付いたもの〕
確信をもっての推量、適当・当然・可能など、「べし」のさまざまな意味を、疑問または反語の形で表す。きっと…だろうか。…するほうがよいだろうか。…するはずだろうか。…することができるだろうか。 「三輪山を然も隠すか雲だにも心あらなも隠さふ-/万葉集 18」 「いとかくさやかには書く-/源氏 若菜下」 「この事行綱しらせずは、浄海安穏に有る-/平家 2

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精選版 日本国語大辞典の解説

べし‐や

(助動詞「べし」の終止形に係助詞「や」の付いたもの) 「べし」のさまざまの意を、疑問または反語の形で表わす。「…適当だろうか」「…はずだろうか」など。
※万葉(8C後)一・一八「三輪山をしかも隠すか雲だにも心あらなも隠さふ倍思哉(ベシや)
※源氏(1001‐14頃)若菜下「いと、かくさやかには書くべしや」

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