べっとり(読み)ベットリ

デジタル大辞泉 「べっとり」の意味・読み・例文・類語

べっとり

[副]べったり1」に同じ。「絵の具べっとり(と)塗りつける」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「べっとり」の意味・読み・例文・類語

べっとり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. ねばりけのあるものが一面につくさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「血が流れたやうにべッとりとついて居る」(出典:葛飾砂子(1900)〈泉鏡花〉九)
  3. べったり
    1. [初出の実例]「よく今迄べっとり坐って居られたものだと思ふ」(出典:三四郎(1908)〈夏目漱石〉五)

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