ベン・うむ

普及版 字通 「ベン・うむ」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 10画

(異体字)
10画

[字音] ベン
[字訓] うむ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(免)(めん)。は分のときの姿勢を示す字。〔説文〕十四下を正字とし、「子を生みて、身をるるなり」とするが、の初文とみてよい。〔説文〕に字を収めず、〔段注〕に「なり。に從ひて足を見ず。會」と補入しているが、は免逸の象ではなく、(逸)の従うところは象形である。の初文。はその形声字である。

[訓義]
1. うむ。
2. しとやか、婉
3. 媚と通じ、こびる、うつくしい。

[古辞書の訓]
名義抄 コブ 〔立〕 ウム・コブ

[語系]
mianは同声。は分のために足を開く形。もと分をいい、免脱は別系統の字である。

[熟語]

[下接語]
・分

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む