ベンジャミンゴム(その他表記)Ficus benjamina; benjamin tree

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベンジャミンゴム」の意味・わかりやすい解説

ベンジャミンゴム
Ficus benjamina; benjamin tree

クワ科の常緑高木で,中国大陸からインドにかけての熱帯アジア原産。インドゴムノキなどと同属 (イチジク属) で,観葉植物として広く栽培される。原産地では大きく樹冠を張り,気根 (支柱根) を無数に垂らして生長するので,1本で直径数十mもの森のようになる。幹は淡褐色。葉は互生し,革質楕円形で長さ3~10cm,インドゴムノキの葉よりずっと小型で薄い鉢植として栽培するときは,根もとで2~3本を縄のようにからませることが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android