化学辞典 第2版 「ベンジルアミン」の解説
ベンジルアミン
ベンジルアミン
benzylamine
benzenemethanamine.C7H9N(107.16).C6H5CH2NH2.塩化ベンジルにアンモニアを作用させるか,ベンゾニトリルあるいはベンズアルドキシムを水素で還元してつくられる.液体.沸点185 ℃,90 ℃(1.6 kPa).0.9826.1.540.水,エタノール,エーテルに可溶.強い塩基性を示す.pKa 9.6(25 ℃).空気中の二酸化炭素を吸収する.医薬品,染料,界面活性剤などの合成原料に用いられる.[CAS 100-46-9]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報