ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペターティクバ」の意味・わかりやすい解説 ペターティクバPetah Tiqwa イスラエル中西部の都市。テルアビブヤフォの東北東約 10km,シャロン平原中央に位置する。ヤルコン川南岸の低い丘陵上にあり,周辺は低湿な沖積地。市名は「希望のドア」の意味。近代パレスチナでユダヤ人が建設した最古の農業入植地。 1878年エルサレムのユダヤ人が始め,82年にロシアからの移民が再建した。初めはオレンジを栽培したが,徐々に工業も発展,繊維,化学,アスベスト,紙,家具,食品,薬品,ポンプ,ゴム製品などの諸工業が立地。付近のヤルコン川沿いの地では,柑橘類やブドウが栽培されている。人口 13万 5400 (1990推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by