日本大百科全書(ニッポニカ) 「ペレリュー島」の意味・わかりやすい解説 ペレリュー島ぺれりゅーとうPeleliu 太平洋西部、ミクロネシアのパラオ諸島南端にあるサンゴ礁の島。パラオ共和国領。南北8キロメートル、東西3キロメートル、面積28平方キロメートル。南10キロメートルにあるアンガウルAngaur島とともに燐(りん)鉱石の産出地であったが、いまは採掘し尽くされた。第二次世界大戦中の1944年(昭和19)10月、この島にあった日本軍の飛行場の攻防をめぐり、日本軍守備隊がアメリカ海兵隊と激戦のすえ壊滅した。[大島襄二][参照項目] | パラオ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例