ペリリュー島

共同通信ニュース用語解説 「ペリリュー島」の解説

ペリリュー島

太平洋に浮かぶパラオ諸島の最大都市コロールから南へ約40キロ、約450人が暮らす面積約16平方キロの島。第1次世界大戦後、日本が統治下に置いた。米軍はフィリピン攻略に向け戦闘機の出撃拠点となる飛行場を狙い、1944年9月15日に上陸作戦を開始。本土決戦を遅らせるために持久戦を重視する方針を取った日本軍は、山中ごう陣地抗戦を続けた。約2カ月間の戦闘で日本側の死者は1万人、米側が千人以上に上り、太平洋戦争屈指の激戦地となった。

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