ぺんぺこぺん

精選版 日本国語大辞典 「ぺんぺこぺん」の意味・読み・例文・類語

ぺんぺこ‐ぺん

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 三味線の音を表わす語。ぺんぺこ。ぺんぽこ。ぺんぺん。
    1. [初出の実例]「へんへこへん旅ねとなれば物うきにただしのばるる宿のお若衆」(出典:狂歌・大団(1703)四)
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 ( 音から転じて ) 三味線。また、三味線をひくこと。ぺんぺこ。ぺんぽこ。ぺんぺん。
    1. [初出の実例]「あたがしましいへんへこへん 悉皆(しっかい)相の山の売女(ばいた)」(出典浄瑠璃・右大将鎌倉実記(1724)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android