日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ホフマン・フォン・ファレルスレーベンほふまんふぉんふぁれるすれーべんAugust Heinrich Hoffmann von Fallersleben(1798―1874) ドイツの詩人。リューネブルク近郊に商人の子として生まれ、ウェーゼル河畔のコルバイで没した。第二次世界大戦前のドイツ国歌『ドイツ人の歌』は彼の作詩。民謡風の詩は多く作曲され、ことに『カッコウ』『鳥たちみんなやってきた』などの童謡がよく歌われた。だが、彼の本領はゲルマニスティク(ドイツ語およびドイツ文学)で、とくに『オットフリートとルートウィッヒの歌』の発見者として知られている。[北垣 篤] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by