ほろ汚し(読み)ホロギタナシ

デジタル大辞泉 「ほろ汚し」の意味・読み・例文・類語

ほろ‐ぎたな・し【ほろ汚し】

[形ク]なんとなく汚い。うすぎたない。
「生き身をすぐに写しては、興のさめて―・く、恐気こはげの立つものなり」〈難波土産

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ほろ汚し」の意味・読み・例文・類語

ほろ‐ぎたな・し【ほろ汚】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「ほろ」は接頭語 ) なんとなくきたない。うすぎたない。こぎたない。
    1. [初出の実例]「興のさめてほろぎたなくこはげの立もの也」(出典:難波土産(1738)発端)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む