最新 地学事典 「ホワインシル」の解説
ホワインシル
Whin sill
イングランド北東部,BamburghからDurhamにかけて,Newcastleを中心にして東に開いた半円状に断続分布する苦鉄質岩のシル群。岩脈群を伴う。下部石炭系を抜くいくつかの層準の岩床からなり,時代は石炭紀最末期。厚さは平均24~30mで,厚い所で70m, 最も西へ張り出したPennine山脈付近で2mになる。岩床の下部数十cmは細粒の玄武岩質岩石だが,主体はドレライトで,斜長石(An50)・単斜輝石(Wo28~22En46~50Fs26~28)からなり,かんらん石を欠く。軽微の重力分化があり,岩床中部で斜長石が多い。参考文献:A.Holmes(1928) Min.Mag.,Vol.21
執筆者:端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

