ほんもの志向

流通用語辞典 「ほんもの志向」の解説

ほんもの志向

消費者が商品選択をする際のキーワード。ほんもの志向に対応する商品は、消費者の価値意識に合致するものであり、その内容は、次のような8つの商品群に分類できる。(1)天然・自然の素材を最大限に生かした天然素材商品(自然食品、素材家具)、(2)本格的な機能をもったハイ・ハイデリティ商品(高級ステレオ、羽毛ふとん)、(3)手づくり品のイメージをもったドメスティック・ブランド商品(地酒、高級ブランド)、(4)個性的で所有者が新奇性を感じる希少品(伝統ブランド)、(5)素材、ファッションの面で、長期にわたって機能を発揮する一生もの商品(毛皮衣料、高級家具)、(6)時代の要求を超えたデザインや機能をもつロングセラー商品、(7)ほんものイメージの強い高技術商品(人工皮革、人工宝石)、(8)プロユース商品(ホテルの調理済食品、スポーツ用品)。

出典 (株)ジェリコ・コンサルティング流通用語辞典について 情報

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