ホームヘルス機器(読み)ホームヘルスキキ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ホームヘルス機器」の意味・わかりやすい解説

ホームヘルス機器
ほーむへるすきき

家庭内でのセルフケアを目的とした治療機器、健康管理機器、疾病予防機器などの総称。具体的には電解水生成器、マッサージ器、赤外線治療器、低周波治療器、温灸(おんきゅう)器、血圧計、尿糖計、体重計、体脂肪計、体組成計、歩数計、塩分計などがある。高額な機器も多く、その有効性や安全性などでトラブルが生じる場合もあることから、メーカーと販売事業者が加盟する一般社団法人日本ホームヘルス機器協会(HAPI(ハピ):The Japan Home-health Apparatus Industrial Association、1972年発足)が認証基準の策定や、医薬品医療機器等法(旧、薬事法)に基づく講習の実施など、さまざまな活動を行っている。同協会の会員企業が製造・販売するホームヘルス機器には「HAPIマーク」が貼付(ちょうふ)されており、このマークのある製品は生産物賠償責任保険(PL保険)の対象となる。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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