尿中のブドウ糖。血液中のブドウ糖(血糖)が尿中に漏れ出たもの。糖尿病を判定するためによく用いられる臨床検査項目として重要なものの一つである。健常者ではブドウ糖は糸球体で濾過(ろか)され、近位尿細管でそのほとんどが吸収されたのち、さらに遠位尿細管で再吸収される。それでも尿中には1デシリットル当り2~20ミリグラム程度が検出されるが、これは正常の範囲である。
尿中に排泄(はいせつ)された尿糖の数値の上昇は、尿細管の再吸収量の上限値(閾値(いきち))を超えて血糖が上昇した場合や、腎(じん)の糖排出機能が低下した場合などにみられる。血中に存在する糖の値を血糖値といい、この値が1デシリットル当り180ミリグラム以上になると高血糖とされ、尿中に糖が排出されるようになる。また血糖値が高くない場合でも、尿細管による糖の再吸収が障害されることにより尿糖が多くなった状態は腎性糖尿(尿糖)とよばれる。このほか、糖質を大量に摂取した場合や、運動後、外傷後などにも尿糖の増加が認められることがある。尿糖の検査は正確な値を得るために、一度排尿したのちにふたたび採尿する2回採尿法が用いられる。
[編集部 2016年7月19日]
…いずれにせよ,これらの原因が単独で糖尿病発症をもたらすのではなく,多くの因子が複雑にからみあって発症すると考えられる。
[病態生理および症状]
インシュリン分泌が不足すると,血糖が利用されないためにその濃度は上昇し(高血糖),それが160~180mg/dlを超えると腎臓から尿中へブドウ糖が漏れ出て尿糖陽性となる。すなわち多量のエネルギー源が使用されないまま尿中に失われるため,体組織はエネルギー不足状態となり,そのため空腹感が強く,食欲が亢進する。…
※「尿糖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新