講習(読み)コウシュウ

デジタル大辞泉 「講習」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゅう〔カウシフ〕【講習】

[名](スル)集まって、学問技芸などを学習すること。また、その指導をすること。「ドイツ語講習を受ける」
[類語]伝習

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精選版 日本国語大辞典 「講習」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゅうカウシフ【講習】

  1. 〘 名詞 〙 集まって、学問や技芸、技術などを練習したり学習したりすること。また、その指導をすること。また、その会。
    1. [初出の実例]「仁淵のふかきをはからんとならば、講習(カウシフ)の舟をたくわふべきをや」(出典仮名草子祇園物語(1644頃)上)
    2. 「学校の職員は大抵出処(でどこ)が極って居る。君等のやうに講習を済まして来た人か、勝野君のやうに検定試験から入って来た人か」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村〉一六)
    3. [その他の文献]〔易経‐兌卦〕

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普及版 字通 「講習」の読み・字形・画数・意味

【講習】こうしゆう(かうしふ)

学習。〔論衡、問孔〕世の儒學の、好んで師を信じて古を是とし、以爲(おも)へらく、賢の言ふは皆非無しと。專し、問する(疑い問う)ことを知らず。

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