ぼいぼい

精選版 日本国語大辞典 「ぼいぼい」の意味・読み・例文・類語

ぼい‐ぼい

  1. 〘 副詞 〙
  2. ( 「と」を伴って用いることもある ) 小言不平不満などをつぶやくさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「内に居たら又ぼいぼいと、よまひ言聞かふより」(出典:浄瑠璃・呼子鳥小栗実記(1773)中)
  3. 激しく泣くさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「『花岡は弱い。ボイボイ泣いた』といふ評判が現場を見てゐなかったものにまで伝はった」(出典:苦心の学友(1930)〈佐々木邦〉改心入道の働き)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android