ぼっさり

精選版 日本国語大辞典 「ぼっさり」の意味・読み・例文・類語

ぼっさり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 何もしないで無気力にぼんやりしているさまを表わす語。ぽっさり。
    1. [初出の実例]「寮の内に㷀然(ボッサリ)として居る卯平を見出して」(出典:土(1910)〈長塚節〉二三)
  3. 草木などの茂るさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「笹はぼっさりと水の上に覆ひかぶさって」(出典:才丸行き(1905)〈長塚節〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android