ボビエーライト

最新 地学事典 「ボビエーライト」の解説

ボビエーライト

bobierrite

化学組成Mg3(PO4)2・8H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群P21/c, 格子定数a0.9966nm, b2.7709, c0.4648, β104°01′,単位格子中4分子含む。微細な針状~繊維状結晶,あるいは葉片状集合。無色ないし白色,透明で弱いガラス光沢。劈開{010}に完全。硬度2~2.5, 比重2.17~2.20。薄片では無色,屈折率α1.510~1.547, β1.520~1.553, γ1.543~1.582, 2V(+)53°~71°, 光分散v>r弱。らん鉄鉱と構造上似るが,らん鉄鉱のMg置換体はバリッチャイト(baricite)。化石象牙の空隙,グアノ中,リン酸塩ペグマタイト中にりん灰石などを伴う。名称は,最初の記載者フランス人農芸化学者P.A.Bobierre(1823~81)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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