最新 地学事典 「ボルネオ油ガス田群」の解説
ボルネオゆガスでんぐん
ボルネオ油ガス田群
Borneo oil and gas fields
カリマンタン(ボルネオ)島の北西岸とその沖合に存在する油ガス田の総称。大規模な油田はマレーシアのサラワク州とブルネイの国境付近を流れるBaram川河口周辺に存在。1910年河口南方(サラワク)でMiri油田発見。28年河口東方(ブルネイ)で巨大油田Seria(埋蔵量2億kL)発見。貯留層は中新世以降発達したデルタ堆積物中の砂岩。このデルタは海進海退を繰り返しながら北西に向かって成長。ブルネイのAmpa Southwest油ガス田(油1.8億kL,ガス3,400億m3),サラワクのBaronia・Baram油田,サバのSamarang油田などは成長断層に沿って発達する背斜構造に集油。
執筆者:平井 明夫・岩田 尊夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

