法則の辞典 「ボーアの対応原理」の解説 ボーアの対応原理【Bohr's corresponding principle】 きわめて大きな量子数 n をもつ系(すなわち対応する物理量が大きい場合)には,量子論特有の不連続性が無視できるほどになり,量子論の結果と古典論の結果はほとんど同一のものとなる.前期量子論においてボーアが主唱したものであり,後のハイゼンベルクの行列力学の基礎となった. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報