ポチダイア(その他表記)Potidaia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポチダイア」の意味・わかりやすい解説

ポチダイア
Potidaia

古代ギリシア,コリント (コリンソス ) の植民市 (アポイキア ) 。前 600年頃マケドニアとの通商のため,のちのエグナチア街道に沿って建設された。前 550年頃の貨幣が出土している。堅固な防塞をなし,ペルシア戦争ではアルタバゾスの攻囲に耐えた (前 480~479) 。デロス同盟に加入したが,コリントからは毎年政務官が派遣された。同盟負担金の増加のため,前 432年反抗したが,前 430年鎮圧された。アテネはここに軍事植民を送って占拠,一時カルキディケ人の手に帰したが,前 363年アテネが奪還した。前 356年マケドニアのフィリッポス2世に攻略され,オリュントス戦争 (前 348) 中に破壊されたらしい。のちに前 316年頃カサンドロスが再建し,カサンドレイアと命名した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む