ポメスティエ(その他表記)pomest'e

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポメスティエ」の意味・わかりやすい解説

ポメスティエ
pomest'e

ロシアの封建的土地所有形態。封地最初にこの語が用いられたのは 1480年代で,士族 (ドボリャニン ) が公に勤務する代償として与えられた土地を意味した。しかし 16~17世紀になると,士族階級の政治力増大に伴い世襲化されるようになり,ピョートル1世 (大帝在位 1682~1725〉) のとき,世襲地 (ボッチナ) との区分を撤廃したことにより,この土地所有形態は消滅し,すべて世襲化された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む