ポリゴナルサーペンティン

最新 地学事典 の解説

ポリゴナルサーペンティン

polygonal serpentine

多角柱状蛇紋石ともいわれる鉱物。15角柱あるいは30角柱状の形状を示す蛇紋石鉱物。その径はクリソタイルと同程度の小さなものもあるが,通常は50~100nm以上の大きな半径を示す。多角形の角は湾曲した層で辺は平板状の層からなる。1950年代以降クリソタイルに類似したX線回折,電子回折パターンから“splintery chrysotile”“Povlen-type chrysotile”と呼ばれていたが,その後,透過電子顕微鏡による微細組織観察から多角柱状の形態が示され,ポリゴナルサーペンティンと呼ばれることが多い。低温形成の片状蛇紋岩に含まれる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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