ポルトガル音楽(読み)ポルトガルおんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポルトガル音楽」の意味・わかりやすい解説

ポルトガル音楽
ポルトガルおんがく

スペインに近接するため民俗音楽は多くの類似点をもつが,一般によりゆるやかなリズムをもち,ドラム,トライアングルなどが用いられ,バッグパイプを用いる地域もある。アラビアの影響による東洋的色彩や,イギリスの影響を示す歌もあり,歌はカンティガまたはカンソンと呼ばれて自由な朗唱で無伴奏の形が普通。芸術音楽は 16~17世紀エボラの聖堂を中心に発展し,18世紀には C.セイシャスのようなすぐれた鍵盤音楽の作曲家が出た。

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