朗唱(読み)ロウショウ

デジタル大辞泉 「朗唱」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しょう〔ラウシヤウ〕【朗唱】

[名](スル)声高く歌ったり、詩歌をよみ上げたりすること。「詩を朗唱する」
[類語]音読黙読朗読棒読み空読み暗唱口誦読誦拝読拝誦代読読み上げる

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精選版 日本国語大辞典 「朗唱」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しょうラウシャウ【朗唱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 声高くうたうこと。
    1. [初出の実例]「村小学校の生徒をして日常朗唱せしむべき、云はば校歌といった様な性質の一歌詞を作り」(出典:雲は天才である(1906)〈石川啄木〉一)
  3. 古代ギリシアの音楽で、叙事詩抒情詩などを比較的単純な旋律によってうたった奏法
  4. ミサ典礼などで、典礼文を読むように、ふしをつけないでとなえること。

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