ポワリエ石(読み)ポワリエせき

最新 地学事典 「ポワリエ石」の解説

ポワリエせき
ポワリエ石

poirierite

化学組成(Mg, Fe)2SiO4鉱物。直方晶系,空間群Pmma,格子定数a0.5802nm, b0.2905, c0.8441(98mol%=Mg2 SiO4)。スピネル族としては最小の単位格子。Tenham隕石,随州隕石,Miami隕石中に発見された。母天体での強い衝撃圧縮により,かんらん石が高圧相転移してできたスピネル構造のリングウッダイト,変形スピネル構造のワーズレイアイトの粒子中に,サブミクロンスケールのラメラとして産する。衝撃圧縮された隕石が減圧冷却する際,準安定的に形成と考えられるが,詳しくはわかっていない。1983年に同鉱物の存在を予測したフランスの鉱物物理学者J. P. Poirierにちなみ命名参考文献N.Tomioka et al. (2021) Com. Earth Environ., 2:16.

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