ポーキュパイン産金地域(読み)ポーキュパインさんきんちいき

最新 地学事典 「ポーキュパイン産金地域」の解説

ポーキュパインさんきんちいき
ポーキュパイン産金地域

Porcupine gold district

カナダ,スペリオル楯状地アビティビ帯のグリーンストーン(27億年前)には多くの含金石英脈を産し,特にケベック州のMalartic地域,オンタリオ州のKirkland Lake地域,Porcupine地域に大鉱床が密集グリーンストーン帯の苦鉄質火山岩類とこれを貫く斑岩類に胚胎し,東西~東北東剪断帯に規制される。鉱化時期は2,690〜2,674Maの低品位シデライト脈と2,660〜2,640Maの主鉱化期の石英炭酸塩脈に分かれる。前期の鉱化作用は火成活動に,主鉱化期は変成・変形作用に伴われる造山型金鉱床。石英脈には金のほか黄鉄鉱,黄銅鉱,硫砒鉄鉱,輝水鉛鉱,灰重石などを伴う。Porcupine地域では,Hollinger(1910〜1981年の産金量540t),Dome(同310t),McIntyre(同312t)などが大きい。2019年までのPorcupine地域の産金量は2,190t以上,品位3~10ɡ/t。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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