ポーランド正教会(読み)ポーランドせいきょうかい(その他表記)Orthodox Church of Poland

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポーランド正教会」の意味・わかりやすい解説

ポーランド正教会
ポーランドせいきょうかい
Orthodox Church of Poland

東方教会に属する独立教会の一つ。ポーランドにキリスト教が伝わったのは 10世紀後半であり,伝道は徐々に進められた。たび重なる国境線の変更や国土の消滅を通じて,概していえば東部は正教会,西部はカトリックの勢力圏にあった。第1次世界大戦後ウクライナと白ロシアの一部がポーランド領となり,その他の 400万人に及ぶ正教徒のために,ポーランド政府の強力な支持で,モスクワ総主教の反対をおして 1922年ロシア正教会からの独立を宣言し,24年コンスタンチノープル総主教の承認を得た。第2次世界大戦後東部地区がソ連に編入されたため正教会信徒は 35万人以下に激減し,主教たちもモスクワ総主教の管轄に入ったが,48年あらためてロシア正教会より独立の承認を得,51年にはロシア人主教がその首長となった。ワルシャワ府主教のもとに5教区がある。

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