現代外国人名録2016 「マイクダーント」の解説
マイク ダーント
Mike Dirnt
- 職業・肩書
- ミュージシャン
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1972年5月4日
- グループ名
- グループ名=グリーン・デイ〈Green Day〉
- 受賞
- グラミー賞最優秀オルタナティブ・グループ賞(第37回)〔1995年〕,グラミー賞最優秀ロック・アルバム賞(第47回・52回)〔2005年・2010年〕「アメリカン・イディオット」「21世紀のブレイクダウン」,グラミー賞最優秀レコード賞(第48回)〔2006年〕「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス」
- 経歴
- 1987年幼馴染であったビリー・ジョー・アームストロング(ギター,ボーカル)らとロックバンドのグリーン・デイを結成してベースを担当。’89年インディレーベルのルック・アウトと契約し、’90年ファーストアルバム「1039/SMOOTHED OUT SLAPPY HOURS」を発表、早くも独自のパンクロックの方向性を打ち出す。’91年トレ・クール(ドラムス)が加入し、3人組となる。’93年メジャーレーベルのリプリーズに移籍し、’94年アルバム「ドゥーキー」でメジャーデビュー。全米アルバムチャート2位にランクインして全世界で1500万枚以上、日本でも約80万枚を売り上げる大ヒットとなり、セカンドシングル「バスケット・ケース」も全米1位に輝くなど一気にスターダムにのし上がった。’95年グラミー賞では新人バンドとしては異例となる4部門でノミネートを果たし、最優秀オルタナティブ・グループに選出。2004年イラク戦争に踏み切ったブッシュ政権と米国民を痛烈に批判したコンセプトアルバムである「アメリカン・イディオット」を発表。全米1位を獲得し、全世界で1200万枚、日本でも60万枚を売り上げ、同年のMTVアワードは8部門中7部門で受賞、2005年グラミー賞でも7部門にノミネートされ最優秀ロック・アルバム賞を受賞するなど、ロック界に金字塔を打ち立てた。2006年グラミー賞でも同作からのシングル「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス」が最優秀レコード賞に選ばれ、2年連続でグラミー賞を受賞した。2008年覆面プロジェクトのフォックスボロ・ホットタブスを名のってアルバム「ストップ・ドロップ・アンド・ロール」をリリース。2009年グリーン・デイとしては約4年ぶりとなるアルバム「21世紀のブレイクダウン」を発表し、2010年のグラミー賞で最優秀ロック・アルバム賞を受賞。他のアルバムに「カープランク」「ニムロット」「ウォーニング」などがある。この間、1996年初来日。2000年サマーソニックではヘッドライナーを務めた。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報