最新 地学事典 「マイクロメテオライト」の解説
マイクロメテオライト
micrometeorites
大気圏突入を生き延びて地表にまで到達した地球外起源粒子で,大きさ約2mmより小さなもののこと。微隕石ともいう。大部分は南極の雪や氷から回収され,Antarctic micrometeorites(AMMs)と呼ばれる。大きいものは大気圏突入時に溶融したスフェルールや強い加熱を受けて脱水発泡したスコリア質のものが多く,強い水質変成作用を受けた小惑星起源とされる。しかし,大きさ約100µm以下のものは,惑星間塵と共通の組織・岩石鉱物学的特徴・同位体的特徴をもち,より多様な起源をもつと考えられる。
執筆者:野口 高明・矢内 桂三
参照項目:惑星間塵
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

