最新 地学事典 「マウントマックレー頁岩」の解説
マウントマックレーけつがん
マウントマックレー頁岩
Mount McRae Shale
オーストラリア西部,ハマスレー層群中の黒色頁岩からなる25.65億年前の地層。層厚約50mで,黒色頁岩は有機炭素(TOC:2〜8wt./%)を含み,黄鉄鉱・黄鉄鉱ノジュールや緑泥石が見られる。下位はMount Sylvia層,上位は世界最大の鉄鉱層であるBrockman鉄鉱層が重なる。炭素同位体比の値は低く(−42.3~−29.1‰),メタン生成菌や硫酸還元菌の影響が示される。2000年初頭,バイオマーカーが検出された地層であるが,追試掘削では見つけられなかった。
執筆者:清川 昌一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

