マガリガ(読み)まがりが

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マガリガ」の意味・わかりやすい解説

マガリガ
まがりが / 曲蛾

昆虫綱鱗翅(りんし)目マガリガ科Incurvariidaeのガの総称。はねの開張25ミリ以下の小形種で、前後翅とも細長い。かつては触角が前翅長より短いマガリガ科と、触角がはるかに長いヒゲナガガ科に分類されていたが、現在では、これらの科はマガリガ科内の亜科とされている。世界中に分布しているが、日本には37種知られている。成虫は昼飛性で、陽光の下で活発に飛び回り、幼虫の寄主植物の付近にいたり、花に集まる。幼虫は、初めは植物の組織内に潜入し、のちに植物片などでポータブルケースをつくるものが多い。害虫として注目される種は日本にはいない。

[井上 寛]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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