陽光(読み)ヨウコウ

デジタル大辞泉 「陽光」の意味・読み・例文・類語

よう‐こう〔ヤウクワウ〕【陽光】

太陽の光。日光。「南国陽光を浴びる」
真空放電のとき、電極間に現れる光。イオン電子プラズマを形成する部分陽光柱
[類語]日光日差し日影薄日太陽日色にっしょく天日てんぴ天日てんじつ日輪にちりん火輪かりん金烏きんう日天子にってんし白日はくじつ赤日せきじつ烈日れつじつお日様天道てんと今日こんにちサンソレイユ

ようこう[人工衛星]

平成3年(1991)8月に打ち上げられた太陽観測衛星SOLAR-Aソーラーエー愛称。宇宙科学研究所(現JAXAジャクサ)が開発。名称は「陽光」に由来。太陽活動極大期における観測を目的とし、軟X線高解像度の撮像、および世界初の30キロ電子ボルト以上の硬X線の高感度観測に成功した。その結果、太陽コロナの構造の時間変化や太陽フレアなどの爆発現象に磁気リコネクションが関わっていることが明らかになった。当初3年だった設計寿命を大幅に越え、10年3か月もの長期にわたって観測を続けた。平成16年(2004)4月に運用終了。

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精選版 日本国語大辞典 「陽光」の意味・読み・例文・類語

よう‐こうヤウクヮウ【陽光】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 太陽の光。日光。
    1. [初出の実例]「陽光送響嘱伶簫、内自重門外九霄」(出典菅家文草(900頃)五・早春侍内宴、同賦開春楽)
    2. [その他の文献]〔列子‐湯問〕
  3. 真空放電のとき電極間に現われる光。グロー一種

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普及版 字通 「陽光」の読み・字形・画数・意味

【陽光】ようこう(やうくわう)

太陽の光。〔後漢書、桓帝紀〕(建和三年五月乙亥詔)(このごろ)、日毀缺(きけつ)し、陽光なり。祗懼(しく)して思ひを潛(ひそ)め、處(安居)するに遑(いとま)あらず。

字通「陽」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「陽光」の解説

陽光

群馬県で生産されるリンゴ。中生。果実300~350グラム程度、縞状の濃い紅色に着色。甘味酸味バランスがよく食味良好。群馬県の育成品種で、1981年に品種登録

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