マグネシオリーベック閃石(読み)マグネシオリーベックせんせき

最新 地学事典 の解説

マグネシオリーベックせんせき
マグネシオリーベック閃石

magnesio-riebeckite

化学組成のアルカリ角閃石のらん閃石-リーベック閃石系列に属する鉱物。Mg→Fe置換50%,Fe3→Al置換30%までの範囲をマグネシオリーベック閃石という。単斜晶系,空間群C2/m, 単位格子中2分子含む。格子定数a0.98nm, b1.80, c0.524, β~105°。暗青,黒。長柱状,針状または石綿状結晶。比重3.2~3.3。多色性X青,Y黄,Z黄青。屈折率α~1.650, β~1655, γ~1.670。光軸面(010)に垂直,c軸に平行に近い。b=Z, c∧Y15°~30°, 2Vx~40°~50°。苦鉄質火山岩・火砕岩起原の広域変成岩中で構成成分をなし,またアルカリ花崗岩・閃長岩・アルカリ流紋岩中に産する。またきわめて強いアルカリ条件下で生成された堆積岩,いわゆる含鉄堆積岩,あるいは曹長岩中に産する。高圧変成岩に産することが多い。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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