最新 地学事典 「マザマ火山灰」の解説
マザマかざんばい
マザマ火山灰
Mazama ash
北米の太平洋岸北西部オレゴン州,カスケード山脈上にあるMazama火山の大爆発により放出された軽石質火山灰。分布面積は最低90万km2, 東西・南北に約1,000kmにわたって発見される。年代は約6,800年前で各地の後氷期の最暖期(thermal maximum)の堆積物中に挟まれる。この火山灰層は,マザマ火山の頂部にできたCrater Lake calderaの形成に伴って噴出した降下軽石層と,これに引き続いた大規模火砕流のcoignimbrite ash堆積物とで構成される。角閃石・輝石・斜長石・ガラスからなる。
執筆者:鎌田 桂子
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

