マセドン岩(読み)マセドンがん(その他表記)macedonite

岩石学辞典 「マセドン岩」の解説

マセドン岩

暗色のNa-粗面岩で斜長石斑晶を含む岩石である.緻密な粗面岩質の岩石で,アンデシン黒雲母の斑晶が粗面岩質の石基に散らばって含まれている.石基はアルカリ長石,黒雲母,角閃石オージャイトなどである[Skeats : 1910].ノゼアン,ペロヴスカイトなどが含まれる記述がある.オーストラリア,ヴィクトリア州,マセドン(Macedon)山に因む

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む