マッドランプ

最新 地学事典 「マッドランプ」の解説

マッドランプ

mudlump ,mud lump

泥の塊の意味で,ダイアピルの一種。ミシシッピ川の鳥趾状デルタの先端部に,デルタの前進とともにその前面に年1~2個出現する尖塔状の小丘。径数十m~数百mで,水深数m~十数mの海底から盛り上がり,ときに水面上4mほどにまでなる。洪水の後に出現する。急速なデルタの前進により,密度の比較的小さい底置層の泥層が前置層の砂層の荷重により変形・上昇して形成される。日本では中海の飯梨川河口でデルタが急速に前進する際に,底置泥層が円弧すべりによってその前面に泥の島をつくり,「ごみ島」と呼ばれてきた。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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