マニュアル絞り(読み)マニュアルシボリ

カメラマン写真用語辞典 「マニュアル絞り」の解説

マニュアル絞り

 レンズの絞りは、もともとは絞り羽根を撮影者が完全に手動でセットするものだった。ところが、 一眼レフ発明で、シャッターボタンに連動する半自動絞り、そしてミラー作動に連動する 完全自動絞りが完成し、いまでは完全自動絞りが当たり前になっている。ところが、 レンジファインダーカメラ のようなカメラのレンズは相変わらず撮影者が手動で絞りをセットするようになっていて、これを自動絞りと区別するために、マニュアル絞りとか「手動絞り」と呼んでいる。レンジファインダーカメラではレンズを通して写る像とファインダーで見える像が別々なので、自動絞りは必要ない。なお、付け加えれば、マニュアル絞りのレンズのほうが構造がシンプルで、小さくできる利点がある。

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