現代外国人名録2016 「マヌエルパンギリナン」の解説
マヌエル パンギリナン
Manuel Velez Pangilinan
- 職業・肩書
- 実業家 ファースト・パシフィックCEO,フィリピン長距離電話(PLDT)会長
- 国籍
- フィリピン
- 生年月日
- 1946年
- 出生地
- マニラ
- 学歴
- アテネオ・デ・マニラ大学卒,ペンシルベニア大学ウォートン校
- 学位
- M.B.A.(ペンシルベニア大学)
- 経歴
- マニラ郊外の中流家庭に生まれ、奨学金を得て、米国に留学。地元大手企業に勤務ののち、1976年香港に渡る。欧米系投資銀行の営業担当を務めていた際に、インドネシア大手財閥のアンソニー・サリム総帥と知遇を得て、’81年共同で投資会社ファースト・パシフィックを設立。’98年フィリピン最大企業のフィリピン長距離電話(PLDT)を傘下に収める。ファースト・パシフィックは時価総額約6700億ドル(約1兆5000億円)と言われ、PLDTを中核にフィリピンの通信、テレビ局、新聞社、道路、上下水道、配電、石油、鉱業、資源探査など社会インフラに幅広く投資している。また、“MVP”と呼ばれ、個人資産は1億ドルを超えると言われる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報