マブナ(読み)まぶな

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マブナ」の意味・わかりやすい解説

マブナ
まぶな / 真鮒

淡水魚フナ呼称琵琶(びわ)湖ではゲンゴロウブナをさすが、そのほか地方では一般にギンブナ俗称であった。しかし、ヘラブナが普及するとともに、近年はヘラブナ以外のフナの総称として用いられることが多くなった。

[水野信彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のマブナの言及

【フナ(鮒)】より

…アジア系のフナは変異が多く数亜種に細分されるが,その分類については研究者の間で必ずしも見解が一致していない。(1)ギンブナ(銀鮒)C.a.langsdorfi(イラスト)は一般にマブナ(真鮒)と呼ぶ地方が多い。ヒワラ(琵琶湖沿岸),クロブナ(黒鮒,長野県諏訪湖)などとも呼ばれる。…

※「マブナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む