ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マリ文書」の意味・わかりやすい解説
マリ文書
マリもんじょ
Mari letters
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…第2に,メソポタミアに入ったアモリ人が建設したバビロニア帝国(バビロン第1王朝)は,やがてハンムラピ王の下にシリアを征服した。当時のシリアや,そのメソポタミアとの関係については,マリ出土の文書(〈マリ文書〉)で知ることができる。前18世紀末からは,北メソポタミア,シリア,アナトリアに言語系統不明の特異な民族フルリ人が勢力を拡大し,すでに各地に移住していたインド・ヨーロッパ語系諸族とともに,ユーフラテス川中流域にミタンニ王国を建設した。…
…大部分はマリ国王にあてて臣下や西アジア諸国の君主から送られた報告と書簡であり,アッカド語を用いて楔形文字で記されている。前19~前18世紀におけるメソポタミアとシリアの政治・外交を明らかにする重要な史料で,一般に〈マリ文書〉と呼ばれている。また優れた彫刻を含む多数の遺物のなかで,ウル第1王朝の王メスアネパダがマリのガル神にささげたラピスラズリ獅子鷲像をはじめとする〈ウル遺宝〉はとくに重要である。…
※「マリ文書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...