…スズキ目サバ科の海産魚(イラスト)。体型がまるいのでマルサバともいう。その名のとおり体側や腹方に小黒点が散在する。…
…このうち,グルクマは熱帯系で沖縄以南に分布し,漁獲量も少ないため,ふつうサバといえばマサバとゴマサバを指す。両種は外観がよく似ており,別名マサバはヒラサバ,ゴマサバはマルサバといわれるように体型が異なること,またマサバは背部に黒色の波状紋があるのに対し,ゴマサバは体側と腹面に小黒点があることなどで経験的に区別はされるが,外形からは判別が困難な場合もある。厳密には,背部の背びれをささえている骨の数がマサバでは16以下,ゴマサバでは17以上,第1背びれの棘(きよく)数がマサバでは10以下,ゴマサバでは11以上などにより区別される。…
※「マルサバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...