マンゲーシュカル

百科事典マイペディア 「マンゲーシュカル」の意味・わかりやすい解説

マンゲーシュカル

インド映画の主題歌や挿入歌の吹き替え専門の歌手(プレーバック・シンガー)。世界でもっとも吹き替え回数(2万5000曲以上)の多い歌手とされる。インドでは1910年代からボンベイムンバイ)を中心に映画製作が盛んになり,歌や踊りが織り込まれた娯楽映画は,庶民の代表的な娯楽として定着,年間製作本数は900本を超えるようになった。映画の主題歌や挿入歌は,カセットに吹き込まれて市場でも人気を博している。妹のアーシャー・ボースレー(夫は人気作曲家バルマン)も大物歌手で,同じく妹のウシャーはラターのLPジャケットのデザインを手がけ,弟のフリダヤナートは作曲家というように,一族で映画音楽産業界に確固とした地位を築いている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む