ミチオカク(その他表記)Michio Kaku

現代外国人名録2016 「ミチオカク」の解説

ミチオ カク
Michio Kaku

職業・肩書
理論物理学者 ニューヨーク市立大学教授

国籍
米国

専門
宇宙創造理論

学歴
ハーバード大学卒,カリフォルニア大学バークレー校大学院博士課程修了

学位
博士号(ハーバード大学・カリフォルニア大学バークレー校)

経歴
日系3世。高校時代に粒子を加速する装置を製作、科学技術コンテストで優勝。水爆開発者のエドワード・テーラー博士と知り合い、物理学の道に進む。1979年に起きた米国のスリーマイル島原発事故後、ニューヨーク市のラジオ局で科学番組「探求」の司会を始め、以後、テーラーらと核兵器脅威を訴える。“ドクター・ニューク(核)”とも呼ばれ、“ひもの場の理論”で知られる。著書に「超空間―平行宇宙、タイムワープ、10次元の探求」「サイエンス21」「超弦理論とM理論」「サイエンス・インポッシブル」「フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する」、共著に「アインシュタインを超える―超弦理論が語る宇宙の姿」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android