山川 世界史小辞典 改訂新版 「ミトリダテス戦争」の解説
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出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
…前4世紀末にミトリダテス1世によってポントス王国が建設され,前1世紀前半にはミトリダテス6世のもとで王国は最大の繁栄を迎える。しかし,第3次ミトリダテス戦争でポンペイウスの率いるローマ軍に敗れ,前63年に6世が自殺すると,王国は東西に二分されてローマの支配下に置かれた。ポンペイウスはこの地域の都市化を促進し,交易路を整備したが,帝政期に入ってもこの地(特に東部)はローマ化の波に抗してその土着的性格を保持し続けた。…
…王国強大化を図り,黒海沿岸,小アルメニア,ポントス東部,コルキスなどを次々と征服。隣国ビテュニアの併合はローマの武力干渉を招き,前88年から前84年まで第1次ミトリダテス戦争を戦う。ローマの圧政からの解放者として小アジア住民の支持を得て各地を転戦。…
…ローマ共和政末期の政治家。スラの忠実な部下として同盟市戦争,第1次ミトリダテス戦争に従軍し,手柄をあげた。前85‐前80年属州アシア総督,前74年コンスルとなる。…
※「ミトリダテス戦争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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