ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミナイ彩」の意味・わかりやすい解説 ミナイ彩ミナイさいminai painting イスラム陶器中の色絵陶器ミナイ手の彩画技法。 12世紀後半に始る。白釉をかけた素地に多色の顔料を使い分けて,細密画 (→ミニアチュール ) で主としてペルシア史話に取材した人物,動物,風景などが描かれている。ペルシア陶器に使われた上絵付けの装飾技法のなかでも,最も高度の芸術性に富んだ表現性をもっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by