ミノムシ(読み)みのむし(その他表記)bagworm

翻訳|bagworm

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミノムシ」の意味・わかりやすい解説

ミノムシ
みのむし / 蓑虫
bagworm

昆虫綱鱗翅(りんし)目ミノガ科に属するガの幼虫。種ごとに独特の蓑(みの)をつくり、上の開口部から頭や胸を出して、植物の葉、茎、新芽などを食べる。幼虫が小さな蓑(ポータブルケース)をつくる種はツツミノガ科の全種やヒロズコガ科の一部にもみられる。

[井上 寛]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ミノムシ」の意味・わかりやすい解説

ミノムシ

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む